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名誉市民の功績を学び、文化豊かな高槻の街づくりに貢献します 

活動報告

特定非営利活動法人高槻名誉市民を語り継ぐ会活動内容

2019年10月9日
<岡崎嘉平太の記念館を訪ねる旅> バスでの研修・親睦会開催される
     (高碕達之助に学ぶ会、高槻名誉市民を語り継ぐ会共催)

10/9()秋たけなわの好季節、折から晴天の中、新名神高速道路を一路豪華北港観光バスにて岡山県吉備中央町所在の"岡崎嘉平太の記念館を訪ねる旅"を堪能。参加者は学ぶ会の角芳春代表や吉田利幸前府議をはじめ優秀な皆様方22名、当地においては日中LT貿易の高碕翁亡き後の後継者として日本側窓口として活躍された岡崎氏(1897-1989)の功績や記念館の運営方法について館長や学芸員の皆様方との熱心な質疑応答がありました。
 続く訪問先の"山田方谷記念館"(岡山県高梁市)においては幕末動乱期に備中松山藩の財政、教育を初めとした藩政立て直しに尽力し天才ぶりを発揮しつつも全国的にはほぼ無名に等しい山田方谷翁の地元での取り払われ方、また記念館運営について多くを学びました。
 
  乗車バス                研修会風景
  
岡崎嘉平太記念館  岡崎嘉平太像      LT貿易解説パネル
 
 山田方谷記念館入口          説明員による解説
 
  館内見学風景           山田方谷像



2019年10月2日
鳥羽における高碕達之助  東洋水産株式会社の興亡− (前編)
  
10/2の例会での発表者北村塾長後記として掲載)

まずこのタイトルで発表する経緯を記すと、6月の 歯舞漁協の方の話があった後、質問者の中に村上 先生が居られたことに始まる。私は数年前に数回お会いしていたが、格好がラフだったので初めは「どこの大学生か」と思うくらいであった。先生から渡されたのは「三重大学の研究紀要」で、百年前の三重新聞の記事を元に論文にされた別刷りであった。時間をかけて数回読み、この内容を是非とも高碕ファンの皆さんにもお知らせしたい衝動に駆られた。 なにしろ、高碕が最初に勤めた水産会社であり、 数年で倒産し、倒産の直前高碕はメキシコの会社に移っているので、東洋水産の中身を記した書物はない。勿論高碕が書いた書物の中には断片的には記されてはいる。本来なら村上先生から話していただくのが筋であるが、先生の都合もあり、私が忠実に論文内容を備忘録も兼ねてパワーポイントに仕上げた物を使用した。 作成過程で、普段イワシはサカナで魚類という感覚で捉えていなかったと気づいた。実際の発表は、事実を話すだけなので、睡魔に襲われることは想像に難くない。(実際U氏など数名は意識がなかったのを見てしまった!)そこで、本題に入る前に、数日前に見た「戦艦大和の船員達の衣食住」で特にカレーのルーに含まれる「クルクミン」がいかに認知症や癌の予防に効果があるかを話して、いつまでも本会に参加していただける知力と体力の維持に役立ててもらおうと思った 実際の内容は二回に分けて話さないと終わらない分量で、以下の対立が興味深い。1.中央(政府)と地方(三重県と愛知県)、2.愛知県と三重県、3.三重県でも伊勢湾岸と外海沿岸 である。


2019年9月度
「高槻市は素晴らしい街です。もっと知りましょう」の講演行う

 
9 2101819 日の4回にわたり約 100 名の参加の元、「シニア 100 ネット高槻」でお話しさせていただきました。 内容は高槻市の市バスの歴史を取り上げ、 如何に街の発展に寄与したか、日経なんでも ランキング1位の今城塚古墳、観光では北摂 の山並みの美しさ、これからできる安満遺跡公 園の壮大さ、などをお話ししました。 まとめとしては、高槻市は経済・行政に於いても、安定して安全な街! 文教を引き継ぐ風土が まだまだ残っている街! 観光資源があり、アピール でき街!と締めくくりました。(馬渕)


2019年8月19日

東洋製缶(株)茨木工場見学会 開催される
 
「高碕達之助に学ぶ会」8月例会として翁が起業された東洋製缶(株)見学会を開催いたしました
   見学場所:東洋製缶(株)茨木工場
   開催日時:令和元年8月19日(月)14:30〜16:30
「高碕達之助に学ぶ会」「NPO 法人高槻名誉市民を 語り継ぐ会」メンバー34 名が8月19日、東洋製罐茨 木工場を見学した。 某会員「なぜ製缶工場を見学するのですか?」 某社員「弊社のどこに興味が?」 応えて曰く「工場の佇まいから創立者・高碕達之助翁 の志とロマンを感じたいからです」 結果、やはり社員皆さんの雰囲気は、 他社にはない一味が感じられ、ホッと した。(文責・角)


東洋製缶(株)茨木工場見学会に参加
「高碕達之助に学ぶ会」8月例会として翁が起業された東洋製缶(株)見学会が開催されました。宮本研究員の感想を記載いたしました
8/19()"高碕達之助に学ぶ会"(角芳春会長)主催の東洋製罐茨木工場見学会に参加させていただき、先ず印象深く思ったのはさすがに食品容器製造のパイオニアであり、トップブランドでもある社の徹底された安全衛生管理の設備、そして整然として無人化されオートメーション化された構内でした。これこそが高碕一流の合理主義とヒューマニズムの結晶だったのか?次回定例会での北村塾長のお話に興味津々です。
     

   東洋製罐茨木工場正面入り口     構内高碕達之助翁像

       
   見学安全ヘルメット他          構内荘川桜


2019年6月14日

『納沙布岬から高碕翁の思いに感謝し』講師;歯舞漁業組合 伊藤康彦専務理事
6/14(金)Pm2:30〜4:30高槻市生涯学習センター会場にて高槻の名誉市民のお一人高碕達之助翁(1885-1964)の最晩年の功績"日ソ貝殻島昆布漁民間協定締結"(1963年)について地元漁民の56年後の今も変わらぬ翁への強い感謝の気持ちを生誕地高槻の皆様にぜひ伝えたいとの信念からはるばる北海道根室市歯舞漁協から手弁当でおこしいただいた伊藤康彦専務理事と中村秀樹参事のお二人により講演を頂きしました。
当日は定員の50名をはるかにこえる聴衆の中、副市長の祝辞の後昆布漁業の概要や貝殻島区域昆布交渉の推移や高碕翁の果たされた功績の偉大さ等について熱弁をふるっていただきました。今後もこれを期に交流を深め、偉大な高碕翁の功績を両地区の後継者にいついつまでも語り継いでいただく好機にしたいものです。
  
 <講演風景>講師:伊藤専務理事      左:伊藤専務理事   納沙布岬(2018年宮本様撮影)
                  右:中村参事

2019年4月15日

4/15(月曜)の当会例会は高槻クロスパル会場にて数年前時代小説(高田郁)NHKドラマでも脚光を浴びた"銀二貫"をもとに中川塾長より"高槻の風景〜寒天作り"と題し講演をいただきました。
中川塾長によりますと、当地高槻市原地区に寒天の手法が伝わったのが17811789(宮田半兵衛)で、完成品は原牛地蔵付近から京坂峠より桧尾川水運で前島より淀川経由大阪へと送られたそうです。そして近年原地区でのこの寒天作りが一気に衰退したのは1958年松が丘、安岡寺住宅開発に伴う新道(府道枚方-亀岡線)建設により堂ノ前峠(市バス旧上の口)付近の標高が十数m削り採られ、気候温暖化が加速した為寒天作りの適地ではなくなったと推測されているようです。
    
   中川塾長と講演風景             「原の寒天づくり」

2019年4月1日
 4/1(
)高槻クロスパル会場Pm2:004:00にて高槻名誉市民を語り継ぐ会と高崎達之助を学ぶ会の合同定例会が行われました。今回はいつもと趣向を変え、両会の研究員であります内野氏、川崎氏、北村氏のご三人によるパネルディスカッションを初めて実施いたしました。お三方それぞれの人生や職業を通しての翁への強い関心やお人柄への理解、あるいは企業人として、また国際政治家として果たされてきた数々の貢献についての議論と質疑応答が白熱しました。会場の皆様方も活発に発言され充実した会となりました。
会終了後全員で関大前に立つ荘川桜の2世を見物しました。まだまだ満開には程遠いですが今は咲き誇っていることと思います。
                   
  左から北村、川崎、内野研究員       関大前荘川桜         荘川桜由緒

2019年3月4日

 3/4(
)高槻クロスパル会場Pm2:004:00"にて映像でみる高碕達之助と題し馬渕代表(高槻名誉市民を語り継ぐ会)、また「日中友好の先駆者としての高碕達之助」と題し小野研究員の発表があり、高碕翁の偉大な側面を残された映像、またNHK が過去編集し放送した映像、あるいは当会自ら関係の現地に赴き、翁の功績を知る語り部に語っていただいた内容等々の発表、そして戦後バンドン会議(1955)から日中LT貿易覚書発行(1962)に至る間の翁と創価学会との交流から創価学会に残された貴重な資料にもとづき発表していただきました。

    
    風景        映像資料一覧        資料の一部    荘川村出身 林 子平氏

      
  小野研究員    周恩来氏と高碕翁記事  第三文明社第3文明23号   23号目次   

2019年2月24日
 高槻市が生んだ偉人・高碕達之助の命日にあたる2月24日(日)、「高碕達之助パネル展」が高槻市総合センター1階ロビーで開催されました。このパネル展は我が会と「高碕達之助に学ぶ会」が共催で昨年の発足記念講演会に続いて行われたものです。今回は高槻市からも後援の承認もいただき、濱田市長ほか関係者によるテープカットの後、午後3時までの短い間でしたが300余人に達する入場者があり大いに賑わい想定外の反響がありました

    
     会場正面          濱田市長挨拶      テープカット      会場全景

2019年2月4日
 
24日(月)本年最初となる「語り継ぐ会」「学ぶ会」の定例会にて"高碕達之助の国際感覚"をテーマに()東洋製罐元役員 甘田外成氏より講演していただきました。)
 当日講演では戦後高碕翁が国際政治家として活躍するきっかけともなり、また今日に至る我が国の国際舞台での政治的スタンスを明確にする事ともなった1955年のバンドン会議(アジア・アフリカ バンドン会議)についてお話いただきました。

   http://takatuki-meiyo.sakura.ne.jp/shashinn/20190204reikai1.JPG http://takatuki-meiyo.sakura.ne.jp/shashinn/20190204reikai2.jpg http://takatuki-meiyo.sakura.ne.jp/shashinn/20190204reikai3.jpg
   甘田外成氏(元東洋製罐役員)  高碕翁座右の銘          周恩来氏と
                  「守愚の忌や高の槻群冬芽立つ」

2019年1月23日
■高槻RCに於いて卓話を行う。
1/23高槻名誉市民である山崎旭萃に関し、お話させて頂きました。まずは琵琶の歴史から、奈良時代に伝わってきた楽琵琶と盲僧琵琶の歴史、そして、現在琵琶として薩摩琵琶、筑前琵琶をお話し、山崎翁に関しては素晴らしい琵琶演奏を背景に、翁の3つ人生ポイント に関しお話ししました。(馬渕   


2018年12月17日

 12月17日平成30年最終となる定例会が高槻クロスパルにて行われました。今回は「高槻市政75周年のあゆみ」と少し視点を変え、三輪廣司研究員のライフワークでもある神代よりの皇統史の側面から見た郷土高槻の地政学的な位置づけ等を熱く発表頂きました。

          
           
講演風景  中央は 三輪 廣司氏

2018年12月3日
 
123日クロスパル高槻にて「高槻名誉市民を語り継ぐ会」の例会「高碕達之助に学ぶ会」の研究として学ぶ会会長 角芳春会長より政治家としての姿勢・当時の国会内での位置づけ等々講演頂きました。
かつて角代表の父上に送られた高碕翁初の衆議院議員選挙当選に伴う地元での支援礼状の紹介がありこのシンプルな文面から翁の単刀直入で飾らない人柄を偲びつつ、晩年最大の功績日ソ貝殻島昆布漁民間協定締結(1963)に至る党利党略、私利私欲を超えた翁の偉大さを語っていただきました。
当日は翁の生前懇意とした中曽根康弘元総理からの当会へのメッセージの紹介や、地元高槻の府会議員吉田利幸氏や現在中曽根氏に近い国会議員を叔父に持つ元大阪市会議員柳本彰氏もゲストにかけつけていただきました。
     
     高碕翁よりの礼状      例会講演風景     中曾根元総理大臣メッセージ

2018年11月19日
 「高槻名誉市民を語り継ぐ会」の例会として「高槻市政75周年のあゆみ」)※高度成長下の高槻、住宅開発、摂津渓、原物語と題して中川修一氏(高槻まつり振興会会長)に講演頂きました。
 中川氏自らの家系図をご披露いただきながらご出生の高槻市原地区周辺の江戸中期から戦後高度成長期にかけての産業や住宅開発の歩みを語っていただきました。
 特に近年年間500人程度の人口減少傾向が続く当市の将来ビジョンを考える時、高度成長期の10数年、年間2万人もの人口増がどれ程すさまじく当市の環境変化させたかを熱弁いただきました。
             
          中川修一氏            講演風景

2018年11月5日
 定例会として「納沙布岬を訪ねて」と題して当会会員 宮本義明氏が10月に北海道東端納沙布岬を取材された様子を紹介いただきました。高碕達之助翁の日ソ漁業交渉の成果により納沙布の漁業協同組合の方々が今なお毎年高碕翁に感謝されている様子など細かく紹介いただきました。
お土産として頂いた昆布飴をほうばりながらも楽しく拝聴しておられました。
また、北村研究員より日ソ漁業交渉時の高碕達之助翁の業績について詳しく解説頂きました。
 
     
 <宮本義明氏と例会風景>        <北村研究員と例会風景>

2018年10月15日
 本年の定例会として高槻市政75周年研究会(中川修一代表)"第四回目高槻祭りについて"が開催されました。講演は今年も高槻祭実行委員長として大活躍された中川修一代表が高槻祭りの裏側を含め詳細に紹介いただき多くの参加者の方々も熱心に聞き入っておられました。

2018年10月1日
 台風24号明けの定例会として高崎達之助研究会(角芳春代表)第七回を"高碕翁の満州時代 続き"について北村研究員より、満州よりの引き上げを行った終戦後の混乱下における高碕翁の活動について2時間にわたり熱い講義を頂きました。混乱の中での高碕翁の交渉力、経営者としての高碕翁の信条について種々事例を交えてお話を頂きました。
    
                 <定例会風景>
2018年9月19日

 シニア100ネット高槻9月例会にて「高槻名誉市民山崎旭萃を語る」の講演を行いました(今城塚公民館にて) この会は定年後、多くの有能な市民に対し地域社会との共生に活かしていけるよう支援する会です。
題目は日本史における琵琶と詩吟、そして、琵琶の演奏と詩吟の実演で各芸術の違いを考え、その後、山崎旭萃さんの一生に関して講演行いました。弟子である人間国宝の奥村氏の「山崎先生を振り返る」も話題に入れました。 参加者の中には実際に山崎先生の演奏を聞かれた方もおられ、懐かしく、さらにこのような伝統を引き継ぐことの重要性の意見もありました。
追加講演として10/18城内公民館で1000〜実施予定です

2018年9月12日
 「ONCC地域の集い」で講演行う。(高槻市生涯学習センターにて)
 この会は大阪府北部コミュニティカレッジと称し、同じ地域の居住者が集い、共通講座を通じて地域の同窓会、シルバーアドバイザーとの交流を図るものです。今回は地域で初めての試みで、おもに高槻市・茨木市・摂津市在住の受講生の80名余りの方が出席なさいました。
講義内容は「高槻を愛した先人たちの功績」として1部は馬渕が担当し、高槻市初代市長の礒村弥右衛門翁を取り上げ、“高槻市制に貢献する”、2部は我が会の北村研究員による、高槻名誉市民高碕達之助翁の“住民を思いダム沈む桜を助ける”を行いました。

2018年9月3日
 定例会として高崎達之助研究会(角芳春代表)第六回を"高碕翁の満州時代"について、終戦後広大な満州の地に取り残された何十万人とも言われる在留邦人の本土への帰還救出事業に深く関わった翁の功績に至るまでの満州時代を北村研究員(元茨木高校教諭)より講演していただきました。
          
2018年9月3日

 法人シニア100ネット高槻の9月度第一回例会が高槻市今城塚公民館で開かれ、当高槻名誉市民を語り継ぐ会から高槻名誉市民のお一人でもあり人間国宝の筑前琵琶奏者"山崎旭翠(1906-2006)を語る"をテーマに当会馬渕代表より講演をさせていただきました。
 地味な古典芸能のジャンルでもある琵琶奏者がテーマではありましたが、参加メンバーの皆さんの好奇心溢れる眼差しや質疑に代表もタジタジの様子でした。 9/11(火)、9/19(水)も同テーマにて講演を行いました
           

2018年8月20日
 
定例会として我がNPO法人高槻名誉市民を語り継ぐ会(馬渕晴彦代表)が後援する"高槻市政75周年研究会(中川修一代表)"第三回目高槻市の商業~商店街の発展~"が開催されました。講演は今年も高槻祭実行委員長として大活躍された中川修一代表自らが明治9年国鉄高槻駅(現JR高槻駅)、昭和3年阪急高槻町駅(現阪急高槻市駅)の相次ぐ開業やその後の駅前再開発や道路整備を通じ主に高槻センター街(旧新京町商店街)界隈の発展の歴史、また各商店の栄枯盛衰等について紹介いただきました。
               

2018年8月6日
 
午後3:30より"高碕達之助に学ぶ会"の平成30年度総会が開催され、会則、事業計画案、収支計画案、各役員選任の承認の件が出席者全員の同意の上承認されました。

2018年8月6日
 
定例会として高崎達之助研究会(角芳春代表)第五回"高碕翁の渡米(1911)から東洋製罐設立(1917)を経て満州重工業(1942)に招かれるまで"に至る内外の著名人との出会いやその影響(ジョルダン博士、アメリカ第31代フーバー大統領、小林一三、鮎川義介等々)について北村研究員(元茨校教師)に熱く語っていただきました

2018年7月2日

 定例会として後援の"高碕達之助研究会(角芳春代表)第四回目"東洋製罐創設~起業家精神を語る~"と題し甘田外成研究員(東洋製罐元専務)に講演いただきました。
 まだまだ強い余震もあり、大地震の傷跡癒えぬ中30名以上のご参集をいただき、東洋製罐(株)設立(1917年)前後の企業人、そして技術者としての高碕達之助翁の功績についてのお話を聞き、そして活発な質疑応答をしていただきました。改めて翁の多才な人柄がしのばれます。
         

2018年6月18日
 
大阪北部を震源とする大地震発生により例会は中止いたしました。

2018年6月4日
 
クロスパル高槻第二会議室にて、"高碕達之助研究会"第三回目を大薮二朗氏(日中友好協会常務理事)により"日中友好貿易〈LT貿易〉"について30人近い参集者の中を(高槻日中友好協会 福山公郎代表お声がけにより)発表いただきました。
 高碕翁が関わったバンドン会議(1955年)よりLT貿易成立(1962年)、そして日中共同声明(1972年)日中平和条約(1978年)に至る両国の状況や高碕翁の果たした役割、さらに歴史認識問題や中国少数民族問題、中国人との付き合い方等極めてホットな話題も含め語っていただきました。
今後 隣国の超大国中国、そして中国の人々との関わりがさらに深まる中で、郷土の偉人高碕達之助翁が果たした歴史的使命を再考させていただきました。

2018年5月21日
 
クロスパル高槻第二会議室にて、"高槻市政75周年研究会(中川修一代表)"第二回目を高麗敏行講師(たかつき交通まちづくり研究会代表)により高槻やお住まいの摂津富田中心部の交通事情や歩行者優先のあるべき環境作りについての貴重な提言をしていただきました。
 要旨はドイツ等ヨーロッパ先進国の事例による高槻駅前、摂津富田駅前中心部のトランジットモール化(自家用自動車の乗り入れ制限等)やブルーレーン整備に伴うシェアサイクル(国内、中国企業)事業の普及促進等々少子高齢化社会の都市交通についてコンサルタントの立場から語っていただきました。
                              
2018年5月7日
 クロスパル高槻第二会議室にて、"高碕達之助研究会"第二回目を北村正信研究員(元茨木高校教師)により"翁が企業家になるまでの変遷"について30人近い参集者の中を熱く発表していただきました。
 翁の生家の直ぐ南の川、また母堂の実家が対岸の河内国野崎にあった事から母なる川淀川への深い思い、また旧制茨木中学時代の恩師の方々からの後年翁の様々な活躍の素となった影響等について発表され、翁の郷里、高槻市柱本での人間形成期の環境等、さらに知識を深める事ができました。

2018年4月16日

 語り継ぐ会(馬渕晴彦理事長)例会において、中川修一研究員を座長とする〈高槻市制75周年のあゆみ〉講演の第一回目が高槻クロスパルにて午後2:00~4:00まで開催されました。
高槻市制発足よりの時代背景や歴代市長の功績の概要について座長より発表があり、私達が育ってきた我が町高槻発展の足跡が走馬灯のように甦り、先人の偉大さを改めて思い知らされたところです

2018年4月2日

 NPO法人高槻名誉市民を語り継ぐ会が事務局を務める”高碕達之助研究会“(角芳春会長)が開催されました。(出席者20名以上)。
2月24日発足会後初の研究会であり今回のテーマは高碕翁の生い立ち(故郷柱本・高槻を 語る)という事で、淀川右岸のスーパー堤防の建設や、新橋や新道の建設を通じての大阪都心部との距離の短縮化等地元への貢献度を再確認させていただきました。その上で新記念館建設等機運の盛り上がりを期待したい旨、会長からお話がありました。

2018年2月24日

 高槻市生涯学習センターで「高碕達之助に学ぶ会」発足記念講演が開催されました。
定員300名の会場に350名の参加者があり、3時間に亘る熱気あふれる講演でした。
参加者との活発な質疑応答では、高槻にもまだまだ先人に学ぶ風土が残っていることを再認識させて頂きました。

2018年1月20日
 NPO法人たかつき市民活動ネットワーク主催の第3回サロン団談でお話をさせて頂きました。
お話は「高碕達之助さんの偉大な軌跡」に関してです。
NPO法人たかつき市民活動ネットワークは、社会に貢献するために行われる市民活動を積極的に支援し、また自らも市民活動を行う事によって、住みよい市民社会づくりに寄与することを目的とされています。
お話させて頂いた内容は、高碕翁の人間尊重に関する三つの思い。「終戦後に日本人を思い」、「廃墟になる村の桜に対する村民を思い」、「日ソ漁業協定に貝殻島の島民を思い」です。
参加された方からは、「高槻翁の地元に対する貢献は」、「高槻には文化を育てる風土はあるのか」等々鋭い質問を頂きました。

2017年12月13日
 五百住小学校放課後子ども教室で”水”に関してのお話させて頂きました。
この教室は、地域の参画を得て、子供たちの放課後等における多様な体験、活動を通して、子供達が地域社会の中で、心豊かな人間性を養い、生きる力を育む環境を推進することを目的としています。参加者は学童40名位と数名の保護者でした。初めに”高槻にはこんな人が居てるんやで”を質問形式で尋ね、みんな元気よく答えていました。その後、1.ダムが出来、桜を助けた高碕さんのお話、2.高槻の洪水と雨が降れば水は何処に流れていくのか、などを話させて頂きました。

2017年11月5日
 小寺池図書館の教育講座で、70名位の参加者を前に「今こそ知りたい!高槻を守った先人たち」と題して二部構成で講演させて頂きました。
第一部「高槻市の成り立ち」講演者:馬渕晴彦
 高槻市初代市長礒村翁の功績から高槻市の変遷。
第二部「大塚切れから100年」講演者:中川修一
 100年前の淀川大洪水による大塚切れの話を中心に、現在の高槻市の地域防災対応などについて。
2017年10月21日
 高槻生涯学習センターで「ひとつなぐ 街とつなぐ〜NPOはあなたのくらしのコンシェルジュ〜」をキャッチコピーに、第十三回たかつきNPO協働フェスタが開催されました。当会は今年も展示物参加で馬渕理事長と宮本会員が説明に立ちました。市長や高槻市のマスコット『はにたん』も来場。21号台風接近による駆け込みでの衆院選の期日前投票もあり、投票会場と共に大変な賑わいでした。

2017年10月19日
 9月に引き続き10月も「大宅壮一の魅力」と題して話させて頂きました。シニア100ネット高槻は結成20年近く、200名位の会員からなる会で、活動の基本を”中高年を中心とした「生きがい創出」”として活動されています。今回の参加者は殆どが女性でした。シニア100ネット高槻では、今後の活動として「シニア100名名画座」「ノルディックウオーキング」「例会講演」などを予定されています。来年も講演させて頂くことになり、来年は高槻名誉市民で人間国宝の山崎旭萃さんの話をさせて頂く予定です。

2017年9月23日
 日本精神復活推進協会主催の講演会で、"米中露首脳が認めた日本人−高碕達之助"と題して講演させて頂きました。初めて高槻を離れて神戸勤労会館での講演。聴衆は、日本精神の復活を旗印とされている20名程の壮年男女同士で、講演後の質疑応答では日中・日露の政治的閉塞感からの鋭い質問も有ろうかと懸念していましたが、高碕の満州時代の政治状況について認識の違いを指摘された他は概ね好評でした。
旧制茨木中学時代に育まれた質実剛健の武士道精神を、政治の世界で陰に陽に活かし続けた稀有な国際政治家で有った事に皆様が共感された結果ではないでしょうか。(講演者:北村会員)

2017年9月4日、12日、20日
 今城塚公民館で開催されたシニア100ネット高槻主催の講演会で、“大宅壮一の魅力と題して3回に亘って講演させて頂きました。参加者は殆どが70歳以上のご高齢ですが非常に熱心に聞いて頂き、講演後の質問では講演者がたじたじとなる鋭いご意見もありました。講演では、茨高創立70周年を記念して大宅壮一が講演した肉声を公開させて頂きました。(講演者:藤川会員、馬渕会員)

2017年7月18日
 西大冠地区福祉委員会主催の「ひとり暮らし高齢者食事会」のイベントとし「淀川洪水大塚切れから100年」と題した講演をさせて頂きました。
内容は、大正6年に高槻の堤防が壊した「大塚切れ」と、被害を受けた百姓の土地に対する強い想い感心し、生涯の仕事として取り組むことになった、高槻市初代市長礒村弥右衛門さんのお話です。今回はお話だけでなく、その時代の世相を表している童謡・歌謡曲などを使って、その時代をイメージして頂けるようにしました。
 最後に、高槻の北摂連峰を見て、服部良一さんが作曲したのではといわれている「青い山脈」“‥‥今日もわれらの 夢を呼ぶ‥‥”を合唱しました。(講演者:馬渕会員)

2017年4月24日
 高槻名誉市民の高碕辰之助翁の企業家としての側面から、東洋製罐褐ウ生産指導者の中村一雄氏を講師にお招きし”北洋 蟹工船 乗船記”を語って頂きました。
 現在も話題の多いプロレタリア文学、ネガティブなイメージもある小林多喜二著の代表作で知られる蟹工船。中村氏も蟹缶製造の指導者として昭和三十年代より蟹母船に実際に乗船され、その体験から小林作品には誇張も多いと語られつつも、厳しさ半分、楽しさ半分の貴重な体験を述べて頂きました。
 中村氏ご自身ご趣味がジャズの生バンドという事もあり、絶妙のリズム感と間合いで語って頂き、とても解りやすく拝聴させて頂きました。

2017年3月11日
 第40回 國乃長 蔵開きが開催されました。
國乃長の「壽酒造株式会社」は、大宅壮一が中学まで過ごした富田に在ります。語り継ぐ会では現在「大宅壮一」を勉強中で、会員5名で大宅壮一生誕の地を散策しながら、蔵開きに参加してきました。阪急富田駅を出発して、清蓮寺→本照寺→三輪神社→普門寺→國乃長のコースです。古い土地柄を偲ばせる風格ある社寺でした。目の保養をした後は、お楽しみの蔵開きです。当日は寒風が吹く冬日でしたが、美味しいお酒で体を温め帰路につきました。

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高槻名誉市民を語り継ぐ会

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